小値賀の飲食店 男女17人食中毒 2日間の営業停止

 おにぎりなどを食べた男女17人がノロウイルス食中毒になったとして、長崎県上五島保健所は7日、北松浦郡小値賀町笛吹郷の居酒屋「谷商店」を同日から2日間の営業停止処分とした。
 17人はいずれも同町在住。11月30日、同店でおにぎりやポテトサラダなどを食べ、嘔吐(おうと)や下痢などを発症した。現在は全員回復している。共通する食事がほかになく、店員とその家族が腹痛などの症状を訴え、また複数の客や店員の家族からノロウイルスが検出されたため、同店を原因とする食中毒と断定した。同店は今月3日から営業を自粛している。

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