ボウリング場“復活” 水前寺スターレーン跡、設備整え8日オープン 「思い出の場所」ファン喜ぶ

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新たにオープンするボウリング場「LTBボウル水前寺」。5日のプレオープンには、早速ファンが訪れていた=熊本市中央区
旧水前寺スターレーンにあったスコアを記入する机。新たな場内にも、記念として1台が展示されている(LTBボウル水前寺提供)

 今年8月、惜しまれながら半世紀の歴史に幕を下ろした熊本市中央区のボウリング場「水前寺スターレーン」跡に8日、新たに「LTBボウル水前寺」がオープンする。自動化されていない手書きのスコア表が“名物”だった老舗跡での開業。ファンは「これからも楽しみの場であってほしい」と喜んでいる。

 LTBボウルは、全国のボウリング場65店舗の運営支援にあたっている会社「LTB」(福岡市)の直営店。以前と同じ建物2階部分の面積約1950平方メートルを、1億3千万円かけて全面改装した。

 同社によると、旧スターレーンは1968年創業。今も手書きのスコアを使っていたのは、九州ではここだけだったという。老朽化に加え、2016年の熊本地震で外壁や床などが被災したこともあり、今年8月25日に閉店した。

 新規開業で場内は一新。スコア計算は自動化され、24レーンに最新のスコアモニターが並ぶ。年季の入ったウッドレーンはプラスチック製に変わったが、スコア記入用の机を1台残し、展示している。

 プレオープンの5日に訪れた東区山ノ神のパート向井美和さん(53)は「家族で来ていた思い出の場所で、またボウリングができるのはうれしい。手書きスコアが無くなったのは寂しいですが、自動計算は便利ですね」。松本英之支配人(49)は「これからも老若男女が楽しめ、長く愛される場を提供したい」と話している。

 日曜~木曜は午前10時~午前0時。土・金曜、祝日の前日は午前2時まで。TEL096(383)0195。(木村恭士)

(2018年12月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)