津波被災地で公営住宅完成、宮城

全655戸、名取市

©一般社団法人共同通信社

災害公営住宅が完成し開かれた式典で、山田司郎名取市長(左)から鍵のレプリカを受け取る入居者代表=8日午前、宮城県名取市

 東日本大震災の津波で大きな被害に遭った宮城県名取市で、整備していた655戸の災害公営住宅が全て完成し8日、記念式典が開かれた。

 災害公営住宅は、700人以上が犠牲になった閖上地区を中心とし、集合住宅385戸と一戸建て270戸。2015年3月に一戸建て42戸が完成したのを皮切りに整備を進めてきた。現在は489世帯が入居している。

 市は土地を2~5メートルかさ上げして建設。閖上地区は区画整理に時間がかかり、震災から7年半以上たって、最後の121戸が完成した。

 入居予定の女性(63)は「亡くなった知人たちの分まで古里で生きていけることに感謝したい」と話した。

宮城県名取市閖上地区の災害公営住宅=7日