ウィーンが育んだ名曲披露  広島交響楽団の新ディスカバリー・シリーズ

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 広島交響楽団の新ディスカバリー・シリーズの公演「黄昏(たそがれ)の維納(ウィーン)」が7日、広島市中区のJMSアステールプラザであった。下野竜也音楽総監督の指揮で、音楽の都ウィーンが育んだ名曲を届けた。

 スッペの喜歌劇「軽騎兵」序曲で勇壮に幕開け。続いて、昨年から2年越しで挑むシューベルト交響曲チクルス(連続演奏)から、第7番「未完成」。入魂のタクトが、心に染み入る旋律を紡いだ。

 後半は、現代音楽を開拓した新ウィーン楽派から、シェーンベルク初期の代表作「浄(きよ)められた夜」。伝統と斬新さが入り交じる幻想的な音楽で約650人の観客を魅了した。中国新聞社などの主催。

ウィーンが育んだ名曲を届けた広響の新ディスカバリー・シリーズ