広西北部湾経済区、中国・ASEAN協力の新たな拠点に

©新華社

広西北部湾経済区、中国·ASEAN協力の新たな拠点に

   広西チワン族自治区欽州(きんしゅう)港の埠頭。(2017年8月8日、小型無人機から)(欽州=新華社記者/張愛林)

 【新華社南寧12月8日】2006年に設立された中国広西チワン族自治区北部湾経済区は、2008年の「広西北部湾経済区発展規画」の承認を受け、国家戦略へと格上げされた。

 広西チワン族自治区北部湾経済区規画建設管理弁公室の魏然(ぎ・ぜん)常務副主任によると、同経済区は10年来、年平均11.7%の急成長を維持し、中国西部地域の重要な産業拠点となっている。

 10回連続で広西南寧市で開催されている汎北部湾経済協力フォーラムは、交通インフラや港湾・水運、金融、観光などの分野での汎北部湾地域の各関係者の連携を効果的に促し、重点分野の協力の仕組みを整えている。特に「一帯一路」構想でベトナムとの「2回廊1経済圏」(昆明~ハノイ経済回廊、南寧~ハノイ経済回廊、中越北部湾経済圏)戦略計画、「東南アジア諸国連合(ASEAN)相互接続総合計画2025」などとのマッチングの推進に大きく貢献している。

 広西は15回連続で「中国・ASEAN博覧会」と「中国・ASEANビジネス・投資サミット」の開催地となり、中国とASEANの包括的協力の「南寧ルート」を形成している。広西の対ASEAN貿易額はここ15年で52億1千万元(1元=約16円)から1893億8千万元に増え、年平均成長率は27.1%に達した。ASEANは17年連続で広西最大の貿易パートナーとなっている。

 「一帯一路」建設での海洋協力は広西・ASEAN協力の最も重要な内容とされる。現在、広西北部湾港の航路はASEANの主要港湾をカバーし、100以上の国・地域の200以上の港湾と通航している。北部湾港の貨物取扱量は今年1~10月、前年同期比14.92%増の1億5238万4500トンに上る。

 「中国の改革開放の深まりに伴い、広西北部湾経済区は、中国のASEANに向けての開放の最前線になっている」と魏然常務副主任は語った。