宇和島・吉田中で復興イベント 中高生ら活躍 被災地に笑顔 

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 西日本豪雨の被災者に笑顔を届けようと、愛媛県宇和島市吉田町鶴間新の吉田中学校で8日、復興イベント「吉中 愛顔(えがお) 未来 フェス」があった。中高生が運営するブースや、お笑い芸人らによるパフォーマンスなどがあり、被災地に笑顔があふれた。

 同校などでつくる実行委員会が11月上旬から企画。クラウドファンディングで集めた資金などを活用し、地元の園児や小中学生に会場で利用できる千円分のチケットを用意した。

 同校のグラウンドには、宇和島圏域の高校や地元商店などが計50の飲食、販売ブースを設置した。吉田中のスペースでは、ボランティア活動の紹介やかんきつの品種を当てるクイズを実施。生徒は案内係を務めたり、さまざまなブースの運営を手伝ったりした。

 特設ステージでは、同市出身のシンガー・ソングライター花れんさんが復興への祈りを込めた「続く未来」を披露し、大洲市出身の石山大輔さんがメンバーのお笑いコンビ「バンビーノ」も会場を沸かせた。災害を風化させないため宇和島青年会議所が同校の敷地に造る「復興の碑」の目録贈呈もあった。

 生徒会長(15)は「助けていただいた地域の人に感謝を伝えたい一心で頑張った。イベントを復興の推進力にしたい」と晴れやかな表情を見せた。

笑顔でブース運営を手伝う吉田中生ら