外国人観光客のおもてなし考える 高岡市金屋町

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 高岡市金屋町のNPO法人・金屋町元気プロジェクト(加藤昌宏理事長)は8日、県内在住の外国人を招いた意見交換会を開いた。金屋町一帯を散策をした後、外国人観光客のおもてなしを考えたまちづくりについて語り合った。

 金屋町は江戸時代から昭和初期に建てられた町家が多く残り、2012年に国重要伝統的建造物群保存地区に選定された。意見交換会は、20年東京五輪を見据えたインバウンド(訪日外国人客)需要に対応しようと同プロジェクトが初めて企画した。

 県内に住む国際交流員や外国語指導助手(ALT)ら13人が参加。観光ボランティアガイド「町なみを考える藤グループ」の案内で散策し、鋳物工房・利三郎でスズのぐい飲みの鋳造過程を見学した。

 一行は移住体験施設・さまのこハウスにある和室で意見を交換。外国人からは「工芸の体験など大人向けのエンターテイメントが豊富」「伝統的な建築様式が見られる」といった声が挙がった一方、「外国人向けの情報発信が足りない。英語のホームページがあればよい」「交通手段に課題がある。駅から金屋町への行き方を案内する看板がほしい」などの意見も出た。