アジア1熱いスズキカップ。ベトナム対フィリピンで見えてきた5つのこと

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フィリピン代表を破り、AFFスズキカップ決勝進出を決めたベトナム代表。朴恒緖監督の戦術は同国に2008年ぶりとなる決勝進出という快挙をもたらした。今回はフットボール・トライブベトナム版副編集長チュ・トラン・ティエンが「黄金世代」を迎えているベトナム代表の準決勝2ndレグ、フィリピン代表戦で見えてきた5つのことについてご紹介する。


称賛されるべき朴恒緖監督

この試合でも朴恒緖監督の戦略は試合に大きな影響を与えた。ディフェンス面に力を入れた試合の入りから、フィリピン代表が疲れを感じ始めたところで攻撃的な交代カードを切る。この試合の勝利を采配で確実なものにした。


パン・バン・ドゥク

パン・バン・ドゥクはこの試合でもベストプレーヤーだった。彼にはたくさんのエネルギーが残されており、素晴らしいパーフォーマンスを披露。フィリピン代表のディフェンダーに彼を止めることのできる選手はいなかった。


秘密兵器

コン・フオンがスタートからの起用に結果で応えることは非常に稀だ。ただ、途中出場であればかなり高い確率で素晴らしいプレーを披露する。まさにスーパーサブだ。フィリピン戦でも彼のプレーから決勝点が生まれている。決勝でも彼のスーパーサブとしての活躍には期待が持てる。


ミーディン国立競技場の呪いを克服

ベトナム代表はこれまでにミーディン国立競技場で4回スズキカップ準決勝を戦い、そのうち3回試合を落としている。サポーターはこのスタジアムで試合が行われると決まったときに、フィリピン代表に負けるのではないかと不安になったはずだ。この嫌な流れを断ち切れたことは大きい。


フィリピン代表監督には時間が必要

スヴェン・ゴラン・エリクソンは素晴らしい監督だ。大会までに数週間程度の準備期間しかなかったが、フィリピン代表を準決勝まで導いている。また、今大会中に23選手を揃わないことも多かった。これからのフィリピン代表は難敵になるに違いない。