水平保ち、形崩れしない弁当箱開発 鳳凰高・加藤さん3Dコン特別賞

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 母親が丹精込めて詰めてくれる弁当のおかずやご飯が、登校途中にバッグの中で傾いてしまう-。その悩みを発想のヒントに、南さつま市の鳳凰高校3年加藤陸さんは「中身が絶対に水平姿勢を保つ弁当箱」を3Dプリンターで製作した。その名も「バランチボックス」。慶応大学主催の「ファブ3Dコンテスト2018」暮らしの自由研究部門で、特別賞に輝いた。
 コンテストはデジタル工作機械など新技術の利活用と才能あふれる人材の発掘、育成が目的。子どもから一般までが対象で、5部門106点の応募があった。加藤さんの作品は各部門のトップにあたる優秀賞に次ぐ特別賞2点の一つに選ばれ、11月下旬、東京で表彰式があった。

3Dプリンターを前に、バランチボックスを手にする加藤陸さん(中央)と、鳳凰高校が受けた教育ファブ機関賞の賞状を手にするサイエンスクラブの仲間=南さつま市の同校
「バランチボックス」の外箱と、2段になった内箱