【K-1】武尊が大激闘で2度のダウンを奪い皇治を撃破、ファンの声に「必ず実現させる」

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武尊(右)の強烈な右フックが皇治(左)の首を捻じ曲げる

K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」
2018年12月8日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)

▼第14試合 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
〇武尊(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)
判定3-0 ※三者とも30-25
●皇治(29=TEAM ONE/挑戦者)
※武尊が初防衛に成功。

 武尊はK-1の絶対的なエースとして君臨し、スーパー・バンタム級、フェザー級、スーパー・フェザー級王座と3階級を制覇。今回は今年3月のトーナメントで優勝して手にしたスーパー・フェザー級王座の初防衛戦となる。

 挑戦者・皇治はISKA世界ライト級王座を獲得するなど関西を中心に活躍してきたが、2016年4月からK-1に参戦。歯に衣着せぬ発言や記者会見での一触即発の乱闘騒ぎを起こし、“やりすぎ皇治”と呼ばれる。3月の第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントでは卜部弘嵩に勝利して準決勝に進出。9月にはそのトーナメント1回戦で武尊と対戦したスタウロス・エグザコスティディスから勝利を収め、この勝利が決め手となって今回の挑戦権を得た。

 両者が入場すると場内からは大きな皇治コールが沸き起こる。2018年のK-1を締めくくるメインイベントのゴングが鳴った。

 1R、前に出るのは皇治。ローの蹴り合いから皇治は右ハイを繰り出す。武尊のバックスピンキックに皇治は右フック。武尊の強烈な右ボディブロー、ストレートのようなジャブ、そしてヒザ蹴りが突き刺さる。皇治もヒザを返すと武尊は笑みを浮かべる。前へ出る武尊が右ヒザのフェイントから右フックでダウンを奪う。パンチで応戦する皇治に武尊はヒザを突き刺す。

 2R、大歓声に包まれる場内。皇治はボディの連打から右フックを放つが、武尊は笑う。打ち合いとなり、両者フルスイングのフックを放つ。武尊の一発一発が強烈なパンチに皇治も手数で打ち返す。さらにヒザ蹴り。武尊は笑いながら左右フックの猛攻。右フックがクリーンヒットしたが皇治は倒れない。

 3R、皇治の右ストレートがヒットすると場内がドッと沸く。武尊は笑いながら後ろ蹴り、さらに重いジャブを突き刺す。武尊の左フックが2度クリーンヒットし、さらにフックの連打で皇治はスタンディングダウン。武尊の猛攻を浴びながらも打ち返す皇治。武尊の強烈なパンチにフラフラとなる皇治だが、それでも立ち続けてパンチを返す。残り10秒は両者足を止めての打ち合い。大歓声の中、試合終了。

 判定は大差で武尊が勝利。両者はお互いの健闘を称え合い、抱き合った。

 武尊はマイクを持つと、「新生K-1初の大阪大会、満員の来場本当にありがとうございました。東京とは違う熱があって大阪の人たちが好きになりました。皇治選手の応援が多かったですが、それも僕たち2人のパワーになりました。試合前はいろいろ言い合いましたが、実力あるのは分かっているし、前回3階級制覇となったトーナメントと同じ、完璧に仕上げた僕が戦ってこれだけ粘られたのも初めてだし、気持ちの強さを感じてやる前よりリスペクトがありました。その皇治選手はただ勝ちたいだけじゃなく、K-1を盛り上げたい、格闘技を盛り上げたい気持ちを殴りあって感じたので、僕はそれを実行していかないといけない立場だと思っています」と、皇治を称える。

 続けて「いろいろ団体とかありますが、正直…(観客からある選手の名前が叫ばれる)分かってますよ。実現するのは難しいことなんですよ。分かっていますよ。でも、あえて、全く実現できない状況で発言するとファンを裏切ることになるので中途半端なことは口にしたくないんです。

 難しいことがありますが、僕が格闘技を背負う、変えるとずっと言ってきているので、時期は分からないですが、僕は必ず実現させようと思っています。そして、実現させるだけでなく僕は勝つ気でいます。そしてずっと僕が言っているK-1最強を僕が証明するので、これからも来年も再来年もK-1についてきてください。損はさせません。K-1最高!」と、ファンに約束した。

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