阿蘇高岳「やっと」初冠雪 平年より19日遅く

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山頂がうっすらと雪化粧した阿蘇高岳=8日、阿蘇市

 阿蘇市は8日、阿蘇高岳(1592メートル)で初冠雪を観測したと発表した。平年より19日遅く、市が記録を持つ1973年以降では4番目に遅かった。

 熊本地方気象台によると、7日夜から冬型の気圧配置になり、強い寒気が流れ込んだ影響。8日午前の最低気温は、熊本市3・7度、阿蘇乙姫氷点下0・9度と平年並みで、牛深は6・2度と今季一番の冷え込みとなった。

 山頂付近は早朝、厚い雪雲に覆われ、時折晴れ間から白い雪化粧姿をのぞかせた。麓にある阿蘇市一の宮町の国立阿蘇青少年交流の家に勤める野尻明美さん(45)は「先週までコートもいらない日もあったが、やっと寒くなり、いつもの阿蘇を実感した」と話した。

 9日以降は再び寒気が緩む見込みという。(中尾有希)