イングランド代表の新星、15歳で「打つスポーツ」に転向寸前だった

岡崎慎司も所属するレスター。21歳のベン・チルウェルは今年イングランド代表デビューを果たした左サイドバックだ。

彼はレスター生え抜きの選手であり、リヴァプールなども興味を示していたとも伝えられるホープである。

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ただ、英紙『Telegraph』によれば、15歳の頃まではクリケットのほうが上手かったとか。本人がそっちを選ぶところだったと明かしたという。

ベン・チルウェル(レスターDF)

「100%(ありえた?)選択だった。自分はフットボーラー以上にいいクリケッターだったかもね。

オールラウンダー(クリケットの二刀流)だったんだけど、バッツマン寄りだった。ボウラーは2番目だったよ。

でも、(シニアの?)クリケットをプレーし始めた時、楽しくなくなってしまった。

1日が長くてね。50歳以上の人達と15歳では共通点がないんだ。彼らはずっとパブに行くことを話していたよ。

例え、あまりうまくいっていなかったとしても、フットボールは楽しかった。

その時、僕にクリケットをやって欲しがっていたニュージーランド出身の父に『自分はフットボールを選ぶよ』と告げたんだ」

投げることよりも打つことのほうが得意だったというチルウェル。

21歳にしてイングランド代表にまで上り詰めたのだから、選択は正解だったのだろう。

ちなみに、クリケットはニュージーランドやインドなどで人気のスポーツ。トップ選手になると1試合で4000万円稼ぐとか。

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