城端別院善徳寺で仏前結婚式 南砺市長が縁結び

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 南砺市の城端別院善徳寺で8日、「平成の大修復」のために近年少なくなっていた仏前結婚式が営まれた。田中幹夫市長が縁結びをした岐阜県高山市の農業増田渉さん(29)=埼玉県深谷市出身=と、松井機業(南砺市城端)の6代目見習い松井紀子さん(34)で、田中市長ら出席者約80人から祝福を受けた。

 善徳寺では2012年9月から今年3月の完成まで「平成の大修復」が進められ、11月11日に竣工(しゅんこう)式が行われた。寺によると、修復に入る前は年間2、3件ペースで仏前結婚式が営まれていたが、近年は16年9月と今年10月のみで数少なくなっていた。

 田中市長が、交流のあった高山市の農業グループの増田さんを松井さんに紹介し、結婚に至った。本堂で雅楽の音色や読経が響く中、2人が永遠の愛を誓い、庫裏(くり)で披露宴が開かれた。

 松井さんは「城端は城端別院で開けたまち。ここで皆さんの前で式を挙げるのが夢だった。感無量です」と目を潤ませた。