あだち充の「MIX」4月からアニメスタート!「タッチ」浅倉南役の日髙のり子が出演

あだち充氏の人気漫画「MIX」が、日本テレビ系で2019年4月(土曜午後5:30、開始日未定=読売テレビ制作)にアニメ化されることが決まった。

今作は、同氏による国民的野球漫画でアニメにもなった「タッチ」から約30年後の明青学園を舞台に、親同士の再婚によって、年齢も誕生日も同じ血のつながらない兄弟となった立花投馬と走一郎が、明青学園中等部の野球部に入部し、「タッチ」の主人公・上杉達也らを擁して以来の甲子園出場を目指すストーリー。原作漫画は小学館「ゲッサン(月刊少年サンデー)」で連載中で、コミックスは13巻まで刊行され、電子版を含め累計発行部数は750万部を突破している。

今作にはアニメ「タッチ」で浅倉南役を演じた日髙のり子が参加することも決まっており、日高は「あだち先生の作品に再び参加することができるなんて夢のようです。『MIX』の連載がスタートした時からCMなどで関わらせていただいて、うれしく思っていたのですが、まさかアニメにまで出演させていただけるなんて想像もしていませんでした。しかも舞台が『タッチ』と同じ明青学園。今、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを明かし、「あの頃は皆さんに引っ張っていただいていた私ですが、今回は明青学園OGとして頼れる先輩になれるよう頑張ります」と意気込んでいる。

公開されたアニメのビジュアルでは、力投する立花投馬と上杉達也が重なるように描かれており、読売テレビの永井幸治プロデューサーは「あの名作『タッチ』の明青学園が舞台となる『MIX』。ビジュアルでも描かれる上杉達也と立花投馬の関係、気になりますよね。放送に向けて今準備中ですが、日々ワクワクしています。野球あり、恋愛ありで何かと気になって夢中になってしまう『MIX』の“思わせぶり”な世界観を、たくさんの人に楽しんでもらいたいです」とコメントしている。

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