中村学園大生4人、耕作放棄地を再生 糸島市 [福岡県]

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農家の高齢化や担い手不足で深刻化している耕作放棄地を再生させようと、中村学園大(福岡市城南区)の学生たちが糸島市で再生プロジェクトを進め、8日、同市二丈吉井の畑で9月に植えたジャガイモを収穫した。

市や県と連携したプロジェクトの一環。学生たちは5月から農業の現状を学び、イチゴの収穫などを体験してきた。耕作放棄地となっていた中山間地の畑(約500平方メートル)では、雑草取りをして、くわで畝を作った。種芋を植えてようやく収穫を迎えた。

この日は学生4人が地中で育ったジャガイモ約10キロを掘り起こし、かごに入れた。栄養科学部2年の山口江梨花さん(20)は「畝を作ったのは初めて。植えたジャガイモが育ってうれしい」と話した。

同市では、竹が生い茂るなどして再生が難しい荒廃農地(耕作放棄地を含む)が約900ヘクタールある。将来的に中山間地で増える可能性があり、対策が必要となっている。

=2018/12/09付 西日本新聞朝刊=