灯籠の光、幻想的 吉野ケ里歴史公園ライトアップ [佐賀県]

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古代の風景をろうそくの明かりで照らし出すイベント「吉野ケ里 光の響」が8日、吉野ケ里歴史公園(吉野ケ里町、神埼市)で始まった。夕方から夜にかけて冷え込みが一段と厳しくなる中、多くの人たちが闇に揺れる灯籠約5500本の光に酔いしれていた。

メイン会場の「南内郭」エリアには、園のキャラクター「ひみか」や銅鏡などの地上絵が灯籠で描き出された。物見やぐらや竪穴住居などもライトで照らされた。園内で採れたソバや大豆のお茶の振る舞いもあった。

熱気球の夜間係留や500発の花火の打ち上げもあり、訪れた人たちは夜空を見上げて写真を撮っていた。やぐらに登った福岡県久留米市の会社員中村琴音さん(28)は「地上絵を上から見るとすごいし、光が揺れてきれいです」と笑顔で話していた。

イベントは24日までの土、日曜日と祝日、午後5時~9時(最終入場は午後8時半)。午後5時以降の入場料は大人280円、65歳以上は200円、中学生以下は無料。日中も、勾玉(まがたま)作りや火おこしなどが体験できる。

同園は「遺跡以外にも見るものがたくさんあって一日中楽しめる。寒い冬だが、温かい光で心も体も温めてほしい」と来場を呼び掛けている。同園管理センター=0952(55)9333。

=2018/12/09付 西日本新聞朝刊=