コカ・コーラ全敗危機 日野に惜敗、15日“最下位決定戦”へ ラグビートップリーグ

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今季初勝利を逃しうなだれるコカ・コーラの選手

ラグビートップリーグ(TL)の13~16位決定予備戦に臨んだコカ・コーラ(白組8位)は8日、ミクニワールドスタジアム北九州で日野(紅組7位)と対戦し、36-40で敗れた。最大18点のビハインドを4点差まで詰めたが、ミスから重ねた失点が響いた。15日の15、16位決定戦(大阪・キンチョウスタジアム)で、9日に対戦する宗像サニックス(紅組8位)と豊田自動織機(紅組6位)の敗者と戦い、今季TLの最終順位が決まる。

今季初白星を手放してしまった。最大18点ビハインドから、後半37分にナンバー8トゥペのトライとFB吉沢のコンバージョン成功で4点差に迫った。1トライで逆転。一気に盛り上がる中、終了間際、相手反則から得たチャンスで速攻を狙ってノックオンを犯した。バー・ヘッドコーチ(HC)は「自分たちで招いた負けだ」と落胆した。

カップ戦も含めた今季の公式戦12試合目も白星はつかめなかった。バックス陣の柱、ラファエレとトゥポウの日本代表コンビがコンディション不調で不在。一丸となったプレーが不可欠だった。だが攻撃では得意の展開ラグビーで活路を開きたいところで、何度かパスを捕れずにノックオン。守備でもインターセプトからトライを許すなどミスが続いた。リーグ戦ワーストの315失点を喫した防御の甘さも露呈した。

相次ぐミスにバーHCは「集中力の問題」と指摘。ゲームキャプテンのロック桑水流は「勝たなければ、というプレッシャーもあり気持ちが前がかりになった」と精神的な焦りも口にした。

15日の“最下位決定戦”の後、23日に入れ替え戦。残留を見据えれば、一つでも順位を上げたい。「自分たちの形をつくればトライを取れている。気持ちは落ち込むが、春からやってきたことを信じていきたい」と桑水流は前を向く。次節こそ白星を挙げて、残留に弾みをつける。 (広田亜貴子)

=2018/12/09付 西日本スポーツ=