日本カー・オブ・ザ・イヤーに2年連続で選ばれた北欧メーカー「ボルボ」
先週最大の自動車ニュースといえば、やはり年に一度の大イベント「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の発表でしょう。第39回のイヤーカーには、ボルボ XC40が選ばれました。
昨年は同社XC60が選ばれており、ボルボは輸入メーカーとして初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーで2連覇したメーカーとなりました。まさに近年“ノッている”メーカーの1つといえるのではないでしょうか。
今回は、そんなスウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」の魅力に迫ります。
◆2018年イヤーカー「XC40」と2017年イヤーカー「XC60」など最新ボルボ車を画像で見る
「今年の車」ボルボ XC40はどんな車?
まずは、2018-2019 カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたXC40の詳細をチェック!
ボルボ XC40の内外装
ボルボ XC40は、内外装ともに洗練されたデザインとなっています。まるで北欧家具に触れた時のような印象を抱く方も多いのではないでしょうか。
XC40は、ボルボのSUVラインナップの中で“末っ子”という位置づけとなっていますが、チープなイメージはほとんどありません。ボルボをカジュアルに楽しむという目的で、積極的に選びたくなるモデルと言えそうです。
ボルボ XC40の試乗レポート
自動車評論家 国沢光宏氏の試乗レポートをご紹介。試乗グレードは、日本導入時に設定された「XC40 T5 Rデザイン ファーストエディション」です。
XC40の乗り心地について、国沢氏は「20インチという思い切りファットなタイヤを履いてるのに、ゴツゴツしていない。キッチリとサスペンションを動かしている。それでいてハンドル切ってロールするかとなれば、案外シャッキリしていてスポーティ。ステアリングフィールも良好だ」と高く評価しています。
続きは、オートックワンに掲載されている実際のレポートでご覧ください。
注目度上昇中! “ボルボ”の魅力とは?
ここからは、ボルボの各車種に共通する魅力に迫ります。
洗練されたデザイン
デザインにも定評のあるボルボ車。近年のモデルでは、ヘッドライトのデザインに北欧神話に出てくる「トールハンマー」のモチーフが取り入れられています。
ボルボのデザイン部門シニアディレクター T.ジョン・メイヤー氏によると、ボルボ車は温かみを感じさせるデザインが意識されているそうです。
「重要なのはデザインの当初から人間味あふれる、手の温もり感溢れるようなデザインタッチを意識してモデルを作ることなのです。これらはエクステリアからインテリアに至るまで人間を主体としたデザインを表現していくことを目指しているからです」というコメントからは、ボルボ車に共通する哲学を感じ取ることができるのではないでしょうか。
高い安全性
ボルボでは、製品の安全性を向上させる“サークル”として、下記6ステップが制定されています。
1.スウェーデン国内における実際の事故の件数や調査内容をデータベース化
2.解決しなければいけない最も重要な項目を絞り込んでリスト化
3.将来においての新しい安全面における要件、また安全面におけるターゲットを設定
4.上記をもとにプロトタイプを作成
5.プロトタイプの検証
6.より安全面を強化した製品作り
これから分かるように、ボルボは安全な車を作るだけではなく、交通事故の発生状況自体も深く研究しているのです。
また、現在広く普及している3点式フロントシートベルトを開発したのもボルボ。安全に対する意識はかなり高い水準にあるといえるでしょう。
長距離にも耐えうる走行性能
走りの良さでも評価の高いボルボ車。街乗りからロングドライブまで、どのような状況も快適に走行することができます。
そこでオートックワンでは、2017年のイヤーカー ボルボ XC60で1500キロのロングドライブを決行。長距離試乗で感じたボルボ車の魅力とは…?
ぜひ下記リンクからお楽しみください。
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[筆者:オートックワン編集部]