県議選9日投開票 地域振興、再稼働問う

©株式会社茨城新聞社

任期満了に伴う県議選(定数62)は9日、無投票の13選挙区を除く19選挙区で投票が行われ、即日開票される。大勢判明は午後11時ごろの見通し。来年春の統一地方選と夏の参院選の前哨戦として、最大勢力の自民党に対し各党派が議席をどれだけ伸ばせるかに注目が集まる。地方創生や東海第2原発の再稼働、昨年就任した大井川和彦知事の県政運営の評価などを争点に舌戦が繰り広げられ、各候補は8日、最後の訴えを終えた。

投票は9日午前7時から27市町村の各投票所で始まり、繰り上げのある市町村を除き午後8時で締め切られる。今回から「18歳選挙権」が初めて適用された。

各候補は8日、師走の冷え込む街頭で演説し、買い物客らの多い中心市街地などを中心に最後の訴えを繰り広げた。

19選挙区に立候補しているのは、現職39人、元職2人、新人33人の計74人。党派別では自民25人、国民民主系の政治団体・茨城県民フォーラム4人、公明4人、共産8人、立憲民主2人、日本維新の会1人、無所属30人となっている。当選後の会派入りを前提に無所属候補のうち自民が1人、県民フォーラムが2人を推薦している。

既に13選挙区で18人が無投票当選を決めている。党派別では自民13人、県民フォーラム1人、無所属4人。

県議選の投票率は、前回2014年が県政史上初めて衆院選との同日選となり、16年ぶりに50%を上回った。02年に47・57%と50%を切って以来、06年47・94%、10年49・00%、14年55・83%と40〜50%台が続いている。議席争いが最後まで予断を許さない選挙区が多いものの、有権者の反応などから投票率の伸び悩みを懸念する声も各党派から出ている。 (黒崎哲夫)