山中芦屋市長立候補せず 来年4月の市長選 4期で退任へ

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山中健芦屋市長

 兵庫県芦屋市の山中健市長(68)が任期満了に伴う来年4月の市長選に立候補せず、4期目の今期限りで退任する意向を固めたことが8日、関係者への取材で分かった。懸案だったJR芦屋駅南地区の再開発などに一定の道筋をつけたと判断したとみられる。

 山中氏は1979年から芦屋市議を連続6期務めた後、2003年4月の市長選で初当選した。全国初の女性市長だった北村春江氏から市政を引き継ぎ、同市で初めて市長選に4選された。

 山中氏は、ブランド力がある芦屋の景観の魅力向上に注力。これまでに屋上看板や突き出し看板の大きさや色を規制する屋外広告物条例や、住宅地などの電線を地中に埋設する無電柱化推進条例を相次いで制定した。

 また、戦後約70年にわたって滞っていたJR芦屋駅南地区の再整備に着手。阪神・淡路大震災からの復旧復興で約1080億円に膨らんだ市債残高を市職員の削減や指定管理者制度の導入で400億円台に減らした。

 来春の芦屋市長選は8日の時点で立候補表明者はいない。(風斗雅博)