写真家「松江泰治」展 広島で開幕

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世界各地の都市や自然を題材にした写真が並ぶ「松江泰治 地名事典」展

 世界の都市や自然の景観を独自の手法で撮影している写真家、松江泰治さん(55)の作品を紹介する「松江泰治 地名事典」展が8日、広島市南区の市現代美術館で始まった。同館と中国新聞社の主催。来年2月24日まで。

 1980年代の初期作品から新作まで376点を展示。ニューヨーク、シドニーといった都市の高層ビル群や、アンデス、ピレネーの山の地肌などを、高い位置から捉えた作品が並ぶ。大半は順光のため影が写っておらず、立体感を排した平面のように見えるのが特徴。松江さんは「世界中の思いもしない光景と出合ってほしい」と話す。

 広島市のデルタ地帯の空撮など国内の写真も数多くあり、来場者の目を引いている。松江さんは東京都出身で、2002年に木村伊兵衛写真賞を受賞している。