今季好調を維持するエスパニョールで印象的なプレイを披露していたのが、23歳のDFマリオ・エルモソだ。センターバックのエルモソは今年11月にスペインA代表デビューも果たしており、大きく評価を上げた。
そのエルモソには複数クラブが興味を示していたのだが、エルモソはレアル・マドリードの下部組織出身選手だ。当然レアルもエルモソの買い戻しを検討しており、センターバックのバックアッパー候補として注目していたのだ。
しかしスペイン『MARCA』は、「今冬にエルモソを戻す必要はない」と伝えている。ここへきて21歳のDFハビ・サンチェスが急激に評価を上げてきているからだ。サンチェスは開幕当初こそレアル・マドリード・カスティージャでプレイしていたが、サンティアゴ・ソラーリが指揮官に就任してからはトップチームに加わっている。
リーグ戦、チャンピオンズリーグでも短い時間ながら出場機会を与えられ、スペイン国王杯ベスト32のメリリャ戦では1stレグ、2ndレグともにフル出場している。カスティージャでは主将も務めていた人物で、サンチェスをバックアッパーとして信用できれば大きい。
同メディアはサンチェスのパフォーマンスによってエルモソへの関心は冷めてきたと伝えているが、エルモソ以上に若い21歳のサンチェスはトップチームで居場所を守れるか。