さよなら近江鉄道ミュージアム 感謝祭でファンら別れ惜しむ

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カメラを手に電気機関車の車両を撮影する鉄道ファンら(彦根市古沢町・近江鉄道ミュージアム)

 近江鉄道(滋賀県彦根市)が彦根駅構内で鉄道車両などを月1回披露してきた「近江鉄道ミュージアム」(同市古沢町)が8日、最終開館日を迎え感謝祭を開いた。鉄道ファンら約1600人が詰めかけ、昭和時代に活躍した電気機関車を撮影したり鉄道部品を購入したりして別れを惜しんだ。

 ミュージアムは2007年、彦根城築城400年祭を機にオープン。原則、毎月第2土曜日に開館してきた。

 この日は車両を間近に見られる最後の日とあって、来場者がカメラやスマートフォンを手に、車両ライトを点灯させて日章旗を掲げた電気機関車などを熱心に撮影していた。

 20回以上訪れたという大阪府豊中市の会社員男性(45)は「古い車両が活躍した頃の様子を思い浮かべることができる施設。閉館は寂しいが、目にしっかりと焼き付けたい」と話していた。

 鉄道部品やグッズ販売のコーナーには、過去の記念乗車券や車両の運賃表示器、駅名の看板などが並び、来場者が行列を作った。