カージナルス・モリーナが膝手術へ 春季キャンプOKの見込み

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カージナルスが誇る不動の正捕手、ヤディアー・モリーナが小規模な膝のクリーニング手術を受ける予定であることが明らかになった。どちらの膝の手術を受けるのかについては不明だが、カージナルスのジョン・モゼリアック野球部門社長は「とても小さな手術」であり、手術の影響が出るのは数日間にとどまる見込みであることを認めている。来年2月の春季キャンプ開始時には、モリーナの元気な姿を見ることができそうだ。

一般に向けて公開されている情報を見る限りでは、モリーナは2013年に膝の痛みを訴えて以降、膝の問題に悩まされてきた様子はない。今季はおよそ1ヶ月の戦線離脱がありながらも、捕手として1017回2/3にわたって出場し、自身9度目のオールスター・ゲーム選出を果たしただけでなく、同じく自身9度目となるゴールドグラブ賞を受賞。また、20本塁打、OPS.750をマークし、36歳となった現在も攻守両面で実力が健在であることを大いにアピールした。今季のカージナルスはモリーナ欠場時の勝率が5割を下回っており、チーム内での存在感や影響力は、とてつもなく大きなものとなっている。

カージナルスは今オフ、「モリーナの後継者」と目されていた若手有望捕手のカーソン・ケリーをポール・ゴールドシュミットをダイヤモンドバックスから獲得する際の交換要員の1人としてトレードで放出しており、モリーナが現役引退を明言している2020年シーズンまで、モリーナに「不動の正捕手」を任せる可能性が非常に高い。もちろん、モリーナをサポートする2番手捕手の補強には動くはずだが、モリーナに頼るチーム構成は、少なくともあと2年間は維持されることになりそうだ。大規模な手術ではないものの、球界を代表する名捕手は膝のクリーニング手術によってコンディションを整え、4年ぶりのポストシーズン進出を目指すメジャー16年目のシーズンに向けて着々と準備を進めている。