ザギトワ選手、棄権も検討していた

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太田清

47NEWS編集長

太田清

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共同通信社入社後、広島支局、大阪社会部、外信部、経済部、ベオグラード支局、モスクワ支局、ローマ支局などを経て2016年より現職。イトマン事件、阪神大震災、コソボ紛争、ユーゴ空爆、モスクワ劇場占拠、アフガン紛争、ギリシャ財政危機、東日本大震災などを取材。

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記者会見で質問に答えるロシアのアリーナ・ザギトワ選手。右は紀平梨花選手=バンクーバー(共同)

 カナダのバンクーバーで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで8日、日本の紀平梨花選手(16)が見事、自己ベストの合計233・12点をマークして初出場優勝の快挙を成し遂げた。一方、2位で終わった平昌冬季五輪女王のロシアのアリーナ・ザギトワ選手(16)は「いつも1位になりたいが、毎回なれるわけではない」と悔しがったが、実は演技前に足をけがしていたことが分かった。タス通信などが9日、報じた。 

 ロシア・フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・コガン理事長は同通信に「実はアリーナはウォームアップ中に少し足を痛めた。まったく心配するものではない。すべて順調で、これからも滑れる」と語った。けがの部位や具体的な程度は明らかにしなかった。 

 これに先立ち、テレビのコメンテーターをしていたカナダの元フィギュア選手テッド・バートン氏も、ザギトワ選手がフリーの前にテレビのケーブルにつまずき、足をけがしたと語っていた。ロシアチームはザギトワ選手を棄権させることも検討したという。 

 ザギトワ選手はショートプログラムの演技前にも「もう少しで寝過ごしそうになった」との“ハプニング”を明らかにしていた。練習後、宿舎に戻り5、6時間睡眠をとったが「競技のためリンクへ向かうバスの出発時間のわずか3分前に目が覚めた。バスはもう出発するところだった」という。 (共同通信=太田清)