「レッド・デッド・オンライン」ベータ版をプレイ ― いつもと同じ荒野で、いつもと違う遊びが待っている

ロックスター・ゲームスから発売中のPS4/Xbox One用ソフト「レッド・デッド・リデンプション2」でスタートした「レッド・デッド・オンライン」。本作のベータ版プレイレポートを紹介する。

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11月27日より始まった「レッド・デッド・リデンプション2」のオンラインモード「レッド・デッド・オンライン」のベータ版。このモードではプレイヤーはギャングの1人となり、あるときは他プレイヤーと協力し、またあるときは他プレイヤーと対戦しながら賞金を稼いでいく。

「レッド・デッド・リデンプション2」は10月25日に発売され、すでにクリアした人も大勢いるだろう。ソロプレイでアーサーの物語を体験し尽くした人にとって「レッド・デッド・オンライン」は待望の新モードであり、これまでに味わえなかった“多人数での西部劇”を楽しめる。筆者も早速プレイしてみたので、その内容をお伝えする。

■本編と同じ感覚で楽しめるメインストーリー

「レッド・デッド・オンライン」の大きな特徴は、このモード専用のストーリーがしっかりと用意されている点だ。本編とも言える「レッド・デッド・リデンプション2」と同様、広大なマップのどこかでイベントが発生し、それに沿った形でミッションになだれ込む。このミッションを他のプレイヤーとともに挑戦できる、というのが基本的な流れだ。

ミッションの内容は多岐にわたるが、目的地に馬を走らせて敵対する存在を倒したり、捕まえたりが多いのはシングルストーリーと変わらない。これまでに得たプレイスキルがオンラインでもそのまま活かせるのは嬉しいポイントだ。

その一方で、他プレイヤーという味方がいるからこその苦労もある。例えば馬に乗って逃げた敵を追いかける際、敵は四方八方へ散り散りなる。そんなときはプレイヤーごとで手分けして追跡したほうが効率的なのは当たり前の話。ミニマップで誰がどこへ向かっているのかチェックしておくべきだし、フレンドとプレイしているならボイスチャットを駆使するのもありだろう。

またミッションによっては、プレイヤーの行動によって名誉レベルが変動することも。捕まえた敵を殺さず解放すれば名誉レベルが上がり、逆に殺せば下がるといった具合だ。名誉レベルが変化すると、町の住人との会話が変わるだけでなく、一部ミッションの内容にも影響が及ぶ。善人か悪人か、どちらを選ぶかは慎重にいきたいところだが、ミッション内の重要な選択は他プレイヤーとの多数決で決まることがある。たくさんの人の意思が反映されてストーリーが形成されていくのも面白い。

メインのミッションとは別に、ソロで気軽にプレイできるミッションも多数用意されている。こちらも馬車の護衛や荷物の運送など、シングルストーリーによく似た内容が多い。とにかく広大な「レッド・デッド・リデンプション2」の世界にあらためて浸かりたい人には特におすすめだ。注意点があるとすれば、サブミッションでは敵対するプレイヤーが襲ってくる可能性を秘めているところか。普段以上に気をつける必要があるものの、運がいいと驚くほどスムーズにクリアできることもある。ひとつのミッションの中にさまざまな偶然性が重なっているのはオンラインならではだ。

「レッド・デッド・オンライン」での生活にも触れておきたい。オンライン上でもプレイヤーのためのキャンプはあるが、ここではファストトラベルが使えない。ファストトラベルは町などに点在するスポットから利用できるので、マップで場所を事前に確かめておくといいだろう。

また町では武器やアイテムを購入できる。これ自体はシングルストーリーと変わらないが、特定のアイテムはミッションをこなし、自身のランクを上げないと購入できない。例えば弓矢はランク10にならないと武器屋は売ってくれない。動物を狩りたいときに重宝する弓矢だが、まずはランク上げに徹することが大切だ。ちなみに、動物を狩って皮や肉を売り、資金を得られるのはオンラインでも同じ。売りたいときは町の肉屋を訪れよう。

■銃で、弓で、さらには馬で…対人戦もやはりなんでもあり

本作における対人戦は、最大16人の小規模なものと、最大32人の大規模なものの2種類がある。さらにそれぞれに複数のルールが用意されており、2つのチームに分かれて戦う「チームシュートアウト」、最後まで生き残ることが目的の「必中」、スコアが上位の人を倒すと高得点がもらえる「最重要指名手配」、領土を制圧する「領土略奪」、扱いの難しい武器でとどめを刺すほど多くのポイントを獲得できる「武器の達人」がある。

「チームシュートアウト」は本作に限らず多くのオンラインシューティングゲームで楽しめるおなじみのモードと言えるだろう。また「必中」は弓矢や投げナイフといった武器のみで戦うことになる。銃よりも隙が生まれやすいため、草むらや建物の影に隠れてチャンスを伺う我慢強さも大切だ。

また広大なフィールドには他プレイヤーも多く存在し、彼らに銃を向けることも可能。プレイヤーキルがいつでもできてしまうのは、無法地帯である本作らしいとも言える。ただし、無闇にプレイヤーキルばかりしていると名誉レベルが下がってしまうので、その点は細心の注意をはらいたい。

馬によるレースがあるのも本作の特徴だ。レースには決められたコースを周回するのと、町中に点在するのろしを回収するものの2種類が存在する。コース上にはタルがいくつも置いてあり、これを回収すると馬のスタミナが回復するほか、ときには武器が手に入ることも。武器を使って相手を落馬させてしまうことも可能。相手も全力で走っているので、銃で狙いを定めるのはなかなか難しい。直線で対峙したときは絶好のチャンスだが、裏を返せば相手からも狙われやすい状況だ。なんにせよ、レース中、タルをいかに回収するかが勝敗を分けるポイントになるのは間違いないだろう。

どこか殺伐とした雰囲気のある「レッド・デッド・オンライン」だが、実際にプレイしてみると宝の地図による宝探しや狩り、釣りと、たくさんの遊びが用意されている。そして長時間プレイすればするほど遊びの数も増えていくので、じっくり進めていくことをおすすめしたい。オンラインの舞台はシングルストーリーと同じなので、これまでのプレイで得た土地勘がそのまま活かせるのもありがたい。「クリアしたけどまだまだ遊び足りない」という人は、もう一度ゲームを起動してみてはいかがだろうか。

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