綾野剛×宮藤官九郎×石井岳龍の問題作! 映画「パンク侍、斬られて候」の独占配信決定

映像配信サービス・dTVは、今年6月に公開された綾野剛主演、宮藤官九郎脚本、石井岳龍監督の映画「パンク侍、斬られて候」を12月20日正午から独占配信することを発表した。

芥川賞作家・町田康氏の同名小説を原作にした本作は、国内では初めて映像配信事業者のdTVが1社単独で製作した劇場公開映画であり、公開時には、その先鋭的な内容に対して多くの反響を呼び、熱狂的なファンを生み出したエンターテインメント大作だ。主演は、2015年の映画「新宿スワン」や連続ドラマ「コウノドリ」(15、17年/TBS系)などでさまざまな役柄を魅力的に演じてきた綾野が務め、ほかにも北川景子、浅野忠信、永瀬正敏、國村隼、豊川悦司、東出昌大、染谷将太といった豪華キャストが出演している。

中でも、北川演じる謎の女・ろんの腹ふりダンスシーンや、悪のカリスマ指導者・茶山半郎を演じる浅野の絶妙なアドリブ演技など俳優陣の怪演は見どころだ。さらに、脚本は、19年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜午後8:00ほか)を手掛ける希代のストーリーテラー・宮藤が担当し、監督は00年の映画「五条霊戦記」などを生み出した不世出の鬼才・石井監督が務めており、まさに日本を代表する俳優陣とスタッフがタッグを組んだ平成最後の超娯楽映画となっている。

物語は、綾野演じる超人的剣客を自称する侍・掛十之進がついたうそをきっかけに始まる、世界を揺るがす大合戦を描いている。悪のカリスマ指導者、策略家の家老、最強の暗殺者、エスパー、謎の美女など12人のクセ者が次々と現れ、生き残りを懸けた壮絶な戦いを繰り広げていく。

また、dTVは現在、“年末年始はドラまみれ。”キャンペーンと題して、You Tube内のdTV公式チャンネルにおいて、オリジナルドラマを無料配信中だ。野島伸司脚本、渡部篤郎、飯豊まりえ出演の連続ドラマ「パパ活」(17年/フジテレビ系)や、山下敦広監督、本田翼主演の連続ドラマ「午前3時の無法地帯」のほか、「仮面ライダー4号」、「高台家の人々」(16年)など劇場公開映画と連動したオリジナルドラマも配信している。

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