リバプールのユルゲン・クロップ監督は、第16節ボーンマス戦でハットトリックを達成したエジプト代表FWモハメド・サラーについて言及。加入初年度を思わせるプレーを見せてくれたと絶賛した。
昨シーズンにローマから3400万ポンド(約52億円)でリバプールに入団したサラーは、1年目で公式戦41ゴールを決める大躍進を見せた。今シーズンはややペースが落ちていたものの、直近のプレミアリーグでハットトリックの大暴れを披露し、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンと並び得点ランク首位タイの10ゴールを挙げている。
リバプール公式戦74試合で56ゴールを決めているサラーに対し、クロップ監督は同等の記録を出せる選手はいないと手放しで称賛した。「私は1秒たりとも心配したことはないよ。人々が書いていた内容が何を持って言っているのか分からなかったね。でも私たちは常に前進していかなければならない。41ゴールを決めたシーズンの価値を示さなければね。もし5試合で10得点決めたらみんなは”すごい!またゴールを決めた!”といい、そしてシーズン39ゴールに終われば”すごいけど41ゴールは決めれなかったな”と言うだろう。私たちは学び、そして成長していかなければならない。彼も次のステップを歩んでいかなくてはならないんだ」。