高裁、被爆者と認めず 体験者161人全面敗訴

長崎原爆を巡り、国が定める地域外にいたため、被爆者と認められない「被爆体験者」161人が、被爆者健康手帳の交付を求めた第2陣訴訟の控訴審判決で、福岡高裁(矢尾渉裁判長)は10日、原告のうち10人を被爆者と認めた一審長崎地裁判決を取り消し、全員の訴えを退けた。先行した第1陣訴訟では最高裁が昨年12月、原告387人について被爆者と認めず、敗訴が確定していた。

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