保護ネコの収容「限界超え」 熊本市動物愛護センター、16日に緊急譲渡会も

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市動物愛護センターで保護されている猫=熊本市東区

 犬猫の「殺処分ゼロ」を目指している熊本市動物愛護センター(東区小山)で、猫の保護数が収容能力の限界を超えている。「このままでは殺処分しなくてはいけなくなる」と、同センターは16日に引き取り先を探す緊急譲渡会を開く。

 同センターの猫の収容定数は32匹だが、10日現在、2・5倍の80匹(成猫58、子猫22)を保護。本来は感染症やけがの治療で隔離するための部屋も使っている。

 動物愛護管理法の改正で、飼い主にはペットを最期まで飼育する責務があると規定されたが、同センターは本年度、やむなく5件・54匹を保護した。そのうち3件は10匹以上を飼育していたケースで、26匹を飼っていた人もいたという。

 同センターによると2009年度から9年間、大けがや感染症などで安楽死させた例を除き、収容限界を理由にした殺処分はゼロだったが「このままでは年内にも殺処分を検討しなくてはならない」としている。譲渡会で、成猫20匹程度の飼い主を探したい考え。

 同センターの猫を中心に引き取り、飼い主を探す活動をしている同市の動物愛護団体「チームにゃわん」の梅崎恵美子代表(49)は「かわいそうと思って野良猫に餌づけしているうちに、増え続けて多頭飼育になる人もいる」と指摘。雌猫は1年に最大約20匹出産するとして、飼い主への避妊・去勢を徹底するよう訴えている。(木村恭士)

16日に譲渡会

 16日には、月1回の休日譲渡会(犬猫ともに午前10時から)に加え、緊急譲渡会(猫のみ、午後1時から)も開催する。犬を引き取る場合は登録手数料と狂犬病予防注射の計6千円が必要。TEL096(380)2153。

 「チームにゃわん」もホームページで情報を発信し、飼い主を募っている。