ついに中盤戦に突入したイングランド・プレミアリーグ。優勝争い、そして残留争いといった各チームの立場も明確なものになってきた。
今回はそのプレミアリーグで最も一試合あたりでロングボールの成功数が多いディフェンダーをランキング形式にしてみた。データは『Whoscored』のものだ。
7位:オレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・シティ)
- 平均ロングボール成功数:5.6回
- 平均ロングボール失敗数:1.9回
- 成功率:75%
7位:ベン・ミー(バーンリー)
- 平均ロングボール成功数:5.6回
- 平均ロングボール失敗数:4.9回
- 成功率:53%
ジンチェンコはなんと成功率75%。2試合出場とは言え、それほどロングボールが多くないシティの中で傑出した数字を出している。ベン・ミーは安定したスタッツだ。
7位:ジェームズ・トムキンス(クリスタル・パレス)
- 平均ロングボール成功数:5.6回
- 平均ロングボール失敗数:2.6回
- 成功率:68%
7位:フィルヒル・ファン・ダイク(リヴァプール)
- 平均ロングボール成功数:5.6回
- 平均ロングボール失敗数:3.1回
- 成功率:64%
トムキンスとファン・ダイクはどちらも成功数だけでなく成功率も高い。攻撃に対しての貢献度も評価できそうだ。
6位:メイソン・ホルゲート(エヴァートン)
- 平均ロングボール成功数:6回
- 平均ロングボール失敗数:7回
- 成功率:46%
5位:コナー・コーディ(ウォルヴァーハンプトン)
- 平均ロングボール成功数:6.2回
- 平均ロングボール失敗数:4.3回
- 成功率:59%
4試合の出場があるホルゲートは成功率こそ低いがチャレンジ数も多い。コーディはフィードという面でかなりチームに貢献できていることがわかる。
4位:ダヴィド・ルイス(チェルシー)
- 平均ロングボール成功数:6.7回
- 平均ロングボール失敗数:4.5回
- 成功率:6%
3位:フィル・ジャギエルカ(エヴァートン)
- 平均ロングボール成功数:6.8回
- 平均ロングボール失敗数:9回
- 成功率:43%
今季復活のダヴィド・ルイスは攻撃的DFの名に恥じない4位、しかも成功率も60%。40分しかまだ出場していないジャギエルカも「数撃ちゃ当たる」という雰囲気だが、ホルゲートもそのようなデータだ。エヴァートン自体がそんな方針なのだろうか。
2位:ハリー・マグワイア(レスター・シティ)
- 平均ロングボール成功数:7.2回
- 平均ロングボール失敗数:3.8回
- 成功率:65%
1位:トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)
- 平均ロングボール成功数:7.6回
- 平均ロングボール失敗数:4.8回
- 成功率:61%
最もロングボールの成功数が多かったのはアルデルヴァイレルト!2位のマグワイアもかなり納得という名前だ。両者ともに成功率もかなり高く、評価されるのも当然である。