8メートルの大しめ縄 諏訪神社

 毎年多くの初詣客でにぎわう長崎市上西山町の諏訪神社で9日、長坂の大門に飾る長さ約8メートルの大しめ縄が奉納された。
 氏子約50人で約500キロのわらで、最も太いところで円周1・3メートルの縄を2本製作。声を掛け合いながら1本に編み込んだ。神職がおはらいした後、初詣客を迎える大門につるし、紙垂(しで)などを付けて奉納した。
 しめ縄作りを始めた約25年前から携わる責任者の石谷忠善さん(68)は「来年は元号が変わって新しい時代になる。初詣に訪れる方々に、神様のご加護があるようにとの思いを込めて作業した」と話した。

大きな2本の縄を編み込む氏子たち=長崎市、諏訪神社

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