サガンが来季はリエージュ~バストーニュ~リエージュに参加すると表明

左からサガン、シャフマン、ラルフ・デンクGM、ブフマン、アッカーマン(photo : ©BORA-hansgrohe/VeloImages)

スペインのマヨルカ島で2019年シーズンのための最初のキャンプを行っているドイツのボーラ・ハンスグローエ(UCIワールドチーム)が、12月10日に記者会見を開き、スロバキアチャンピオンのペテル・サガンらが来季の抱負を語った。

今年4月にパリ〜ルーベで初優勝した28歳のサガンは、来年の春のクラシックはリエージュ〜バストーニュ〜リエージュまで走ると表明した。今年彼はアムステル・ゴールド・レースまで走って4位になったが、その翌週に開催されるリエージュには一度も参加したことがない。

記者会見ではドイツのパスカル・アッカーマンとエマヌエル・ブフマンが2021年末まで同チームとの契約を延長したことも発表された。来季はベルギーのクイックステップフロアーズから母国のチームに移籍するマキシミリアン・シャフマンも会見に参加し、2019年シーズン用に使用される新デザインのチームジャージ姿を披露した。

(photo : ©BORA-hansgrohe/VeloImages)

●ペテル・サガン(スロバキア)

「このチームがボクの周りでいかに成長してきたかを見るのは本当に素晴らしい。アッカーマンとブフマンはとても才能があり、非常に良く成長したが、ルーカス・ポストルベルガーやパトリック・コンラッドのように、信じられないような仕事をする他の選手たちもいる。彼ら全員と走るのは本当に嬉しい。

ジャンピ・ドルッケールとオスカル・ガットの加入で、我々はクラシックレースでのチームを強化することができた。来年は始まりにオーストラリア(ツアー・ダウンアンダー)とアルゼンチン(ブエルタ・ア・サンフアン)で走るから、ヨーロッパでシーズンインするのはちょっと遅くなる。

でも、ボクの目標は変わらない。ミラノ〜サンレモ、ロンド・バン・ブーランデレン、そしてパリ〜ルーベだ。でも、ボクはアムステル・ゴールド・レースとリエージュ~バストーニュ~リエージュも走るつもりだ。クラシックの後で、ボクは再びツール・ド・フランスの準備をするだろう」

●マキシミリアン・シャフマン(ドイツ)

「ドイツのチームで走ることは、ずっと自分の目標だった。みんな快く迎えてくれて、このチームのプロフェッショナリズムと綿密さには良い意味で驚いたと言わなければならない。まだ12月だが、ボクたちはすでにたくさんの事を終わらせた。トレーニングプラン、パフォーマンステスト、フィッティング、そしてすべての微調整。

なので我々は今、自転車に長距離乗ることに集中するだろう。自分のレースプログラムには満足しているし、いくつかのチャンスがあると思う。ボクが2019年にどのグランツールを走るかはまだ決めていないが、ボクにとって最初のハイライトの1つはアルデンヌ・クラシックになると思うよ」

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