「いま一流企業が採用したいのは優等生よりもオタク気質の学生」林修が解説 物事を深く探求する姿勢が評価される時代?

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日本経団連が発表した「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」によると、企業が選考で重視した点は16年連続で「コミュニケーション能力」が1位。依然としてコミュニ力が就職の必須スキルと言えそうだ。

ただ、企業の考え方も徐々に変わってきているらしく、12月9日の『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)で、林修氏が「いま一流企業が採用したいのはオタク」というトレンドを紹介。知り合いの超有名企業の採用担当者が「今はシュッとした優等生よりも、オタク気質を持った学生を採用する」と明言していたと語った。(文:石川祐介)

広く浅くこなすことができる人より、狭く深く掘り下げられる人が評価される?

林氏はこれまで求められていた知識のあり方について、「全体的なことを広く浅くできれば良いとされていた。いろんなことを要領良く知っていて、いろんな人とうまく繋がっていける。ただどこも深くない」と説明する。

「一方で、(オタクは)狭いんですけど自分のよく知っているところをガーッと掘り下げて知っている。横の広がりは、今簡単にネットで補うことができてしまう」

これまで好まれていた広く浅い知識を持った人は、インターネットの発達で簡単に代替えできてしまう。そのため、「オタクが評価される時代が来ているのではないか」と語る。

さらに、林氏はオタクが注目されている要因について「オタクは本気で喧嘩する」と主張し、情報メディア「週プレNEWS」内で、キャリアコンサルタントが執筆した記事を持ち出し、オタクのポテンシャルを説明する。

記事によると、ある企業で新入社員を数班に分けて合宿を行った際、オタクばっかりが集まった班ができてしまった。誰もが「あの班はちょっと厳しいんじゃないか」と思って見ていたら、新商品のプロモーション戦略を考えてプレゼンするなどの課題を与えみると、全てにおいて好成績を出したというのだ。

オタクは空気を読まずに本気で意見をぶつけ合うことができる

オタクの班が好成績を残した要因について林氏は、「自分が自信のある分野やプライドを持っている分野の意見をぶつけ合って、その中から生まれてくるものが価値のある時代になってきた」と語る。日本人は空気を読んで議論を避ける傾向が強いが、オタクは空気を読まずに本気で喧嘩をすることができるため、価値ある結果を生み出せる、ということのようだ。

林氏の持論にネット上では「確かにそうだよね。オタクが集まるといろんな意味で行動力高いよね」「別に現代に限らずいつの世も時代を作ってきたのはオタクやろ」と共感を示す意見が散見された。

今後の就職活動でも、コミュニケーション能力が注目されることは変わらないだろうが、その人の"オタク度"も評価指標として重視されるようになるのかもしれない。