あおり運転の通報47件 長崎県警 1~10月

 長崎県警は、県内で今年1月から10月にかけて、前方の車との車間距離を詰めたり、急ブレーキをかけたりするなど「あおり運転」とみられる通報が47件あったと明らかにした。
 総務委で宅島寿一委員(自民)の質問に松岡隆交通指導課長が答えた。
 通報の内訳は、車間距離保持義務違反が41件で大半を占めた。ほかに追い越し方法違反2件、急ブレーキ禁止違反1件など。通報場所は一般道路が37件、高速道路が10件だった。任意捜査のため、摘発数は公表していない。
 県警は「あおり運転は重大な交通事故につながる悪質で危険な行為」として、安全な速度で運転し、十分な車間距離を確保するよう呼び掛けている。

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