ホンダ、クラリティPHEVとN-VANが日本カー・オブ・ザ・イヤー部門賞、特別賞を受賞

2018年12月7日
プレスリリース

2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、『CLARITY PHEV』がイノベーション部門賞を、『N-VAN』が実行委員会特別賞を受賞

 Hondaの『CLARITY PHEV(クラリティ ピーエイチイーブイ)』が2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー(主催:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会)イノベーション部門賞を、『N-VAN(エヌバン)』が、実行委員会特別賞を受賞しました。

 受賞理由は以下の通りです。

■CLARITY PHEV「イノベーション部門賞」 受賞理由

 先進のプラグインハイブリッドシステムをスペースの自由度が少ないセダンというパッケージの中に搭載した。また、100kmを超えるEV走行が可能であり実用性は高く、ドライブフィールも素晴らしい。イノベーションによって次世代高級車のあるべき姿をいち早く実現して見せたことを高く評価した。
 
※ 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会のホームページから引用

■N-VAN「実行委員会特別賞」 受賞理由

 商用車なのでイヤーカーのノミネートからは外れたが、助手席側のセンターピラーをなくしたことで実現した大きな開口部、助手席までフルフラットになる室内など、ビジネスユースではもちろん、工夫次第で趣味などに使うパーソナルカーとしての実力も高い。軽自動車の世界を大きく広げた点を評価した。

※ 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会のホームページから引用

■CLARITY PHEVの特長

 2018年7月20日に発売したCLARITY PHEVは、Hondaの革新的な2モーターハイブリッドシステム“SPORT HYBRID i-MMD”をベースとし、高い環境性能と力強いEV走行性能を備えた新型PHEVシステム“SPORT HYBRID i-MMD Plug-in”を採用。加えて、総電力量17.0kWhの高容量・高出力バッテリーを搭載することで、EV走行距離(充電電力使用時走行距離)※1 114.6km※2と高速域での力強く滑らかなEV走行を実現しました。
 
 また、バッテリーと高圧デバイスを一体化したインテリジェントパワーユニット(IPU)を薄型化して床下に、ハーネスや12V DC-DCコンバーターをセンタートンネル部に格納するなどにより、5人がゆったり座れる広い室内空間と広い荷室空間を確保しています。バッテリーの冷却には、水冷方式を採用。コンパクトなレイアウトで効率的に冷却することで小型化とバッテリーの耐久性も向上させています。

ホンダ・クラリティPHEV パワートレイン透過図

(株)本田技術研究所 CLARITY PHEV 開発責任者 清水 潔(しみず きよし)のコメント

「電動化に向けた一つの提案として、FCV/PHEV/EV※4の3つの電動パワートレインバリエーションを持つCLARITYシリーズを開発してまいりました」

「そのなかでも特にPHEVはこれから電動車に踏み出すお客様に十分満足いただけるよう、上質な走りと使い勝手を追求し、不安を感じたり、我慢することのないクルマに仕上がったと思っています。この度の受賞を大変うれしく思います。ありがとうございました」

※4 EVは米国のみでの販売

(株)本田技術研究所 N-VAN 開発責任者 古舘 茂(ふるだて しげる)のコメント

「私たちは、日本の働くクルマとして生活に密着した軽商用バンの世界を、より良いものに変えていきたいという想いでN-VANを開発してまいりました」

「働く現場で生の声を聞き、時には悩み、議論を繰り返しながら創り上げたこのクルマが、多種多様な生活のなかに受け入れられ、さらに実行委員会特別賞を受賞できたことを大変うれしく思います」

「働く人や趣味で使う人、N-VANにかかわるすべての方々の生活がより一層豊かになることの一助となれば幸いです。ありがとうございました」

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