ホタテ水揚げ千トン弱に、大量へい死 深刻な影響

本年度、過去最低の見通し

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 洞爺湖町議会12月会議は10日開会した。即日一般質問に入り、大西智、今野幸子、立野広志の3議員が登壇。町は今年のホタテ養殖の現状について、町内の水揚げ量が、過去最低だった2016年度(平成28年度)の1300トンを下回る千トン弱となる見通し、と説明した。大西議員への答弁。

 町内のホタテの水揚げ量は平年4千トン程度。本年度は昨年度の稚貝の不漁による耳吊(つ)り養殖の減少に加え、大量へい死が発生し深刻という。価格も16年度の平均価格1キロ当たりの半分ほどの250円程度で推移しそう。町は「漁獲はかなり厳しい」とし、へい死の原因究明を進めているとした。

 真屋敏春町長は行政報告で、社会福祉法人あぶた福祉会が、町内11カ所のグループホームのうち、老朽化した3棟を同法人の旧雇用促進住宅かっこう台宿舎跡地(高砂町)に移転し、建て替える予定を明らかした。高齢化に伴う身体機能の低下などに配慮した施設にし、障害のある人が安心して暮らせるよう複合的な機能を持たせ「地域生活支援拠点施設」を整備する予定という。来年春ごろ着工し21年秋ごろの事業完了を目指す。

 町は18年度一般会計補正予算案など議案10件と諮問4件を提出した。きょう11日は引き続き一般質問、12日は一般議案の審議に入る。
(奥村憲史)