ウナイ・エメリ新体制のもとで、チームスタイルに変化が起きつつあるアーセナル。
ここでは、『sportskeeda』による「トップ4入りのために、1月に補強しうる3人のターゲット」を見てみよう。
クリスティアン・パボン(ボカ)
ワールドカップメンバー入りも果たしたアルゼンチンの新星。
DFをぶった斬る直線的なウィンガーでありつつ、カットインもうまい。タイトな状況を打破することに自信を持っている秀英ドリブラーだ。そのうえ、遠目からでも躊躇なくゴールを狙うため、ガナーズの攻撃にオプションをもたらしうる。
フィニッシュにはまだ改善が必要だが、それ以外の側面を考えれば、アーセナルに完璧にフィットする人材のはず。今のチームには生粋のウィンガーがいないからだ。
すでにアーセナルの攻撃陣は豪華ではあるが、パボンの加入はさらなる強化になることだろう。
エリック・バイリー(マンチェスター・ユナイテッド)
ビジャレアルでの活躍により、2016年にユナイテッドに引き抜かれたコートジボワール人CB。モウリーニョの哲学に合致するタフでスピーディーなDFとして、すぐさまファーストチョイスとなった。
だが、怪我と不調により、指揮官からの寵愛を失う。そんなバイリーだが、アーセナルにとって理想的な存在だ。
彼は優れたスピードを持つレアなDFである。謎なミスをしがちではあるが、そのスピードでカバーできてしまう。
エメリ監督はDFラインを高く設定しており、バイリーはぴったりハマる。ただ、宿敵からの引き抜きは困難なタスクのはず…。
デニス・スアレス(バルセロナ)
かつてマンチェスター・シティが保有していたスペイン人MF。
確かな才能を持ちながら、今季は200分ほどしかプレーしていない。ノースロンドンに移り、エメリとともに働くことは、24歳の彼にとって魅力的なはずだ。両者はセビージャで師弟関係にあり、スアレスはこの指揮官のもとで評価を高めた。
守備から攻撃へのスイッチ役になれるほか、ドリブル技術にも優れる。さらに、ハードワークも特徴のひとつだ。それはアーセナルの中盤に欠けているものでもある。
もしルーカス・トレイラと彼がコンビを組めば、プレミアリーグで最もエネルギッシュなペアのひとつになるうる。MFアーロン・ラムジーの退団が確実視されているだけに…。