2018年版!空中公園ことハイラインのおすすめポイントを動画と写真を使って紹介

どうも、夏の暑さにやられている生粋のニューヨーカーです。

今日紹介するニューヨークの観光雑誌に必ず紹介されている古い鉄道高架を利用して作られた34stからミートパッキングエリアまでを繋ぐ全長2.3km「空中公園」こと「ハイライン」に行ってきたので、この記事では「ハイライン」に初めて行かれる方でも時間の無駄なく観光できるようにハイラインの楽しみ方を紹介します!

**1:ハイラインの歴史
2:ハイラインの行き方
3:ハイラインを楽しみながら歩く方法
4:ハイラインで購入できる食べ物
5:ハイライン付近のおすすめ観光名所
6:ハイラインのおすすめのお土産**

是非今からニューヨーク旅行に行かれる方はこの記事を読んで「ハイライン」もニューヨーク観光地候補に入れてください!

1:ハイラインの歴史

ハイラインは地上約10mの高さに設置され、1969年まで貨物列車用の線路として実際に使われていました。ですが、1969年から20年間放置され、撤去される動きがありましたが、ニューヨーク市民の動きによって2009年に「高架自体を公園として整備しよう」と言う案が上がり、今のハイラインの一部(ガンズブールストリート~20丁目まで)が一般公開され、2014年に今のミートパッキングエリアから34stまでの全長2.3kmのハイラインが完成した歴史があります。

実際にハイラインを歩いているとハイラインの歴史が紹介されているスペースもあり、多くの人が足を止めてハイラインができるまでの歴史に目を向けています。

そして、今でもハイラインを歩くと当時使われていた線路を見ることが出来たりするのもハイラインの楽しみの1つです。またハイラインの両脇には様々な花や植物が植えられており、大都会の中で自然を満喫することができるのもハイラインの楽しみの1つです。

実はこれらの花や植物はハイラインのボランティアの方が毎日手入れをしているので、いつハイラインに行っても綺麗な花や植物を見ることができ、この日も多くのボランティアの人が手入れをされていました。

後で紹介しますがハイラインの区間内で食べ物も販売している出店もあるので、そこで購入した食べ物のゴミは何箇所かに設置されているゴミ箱に捨ててください。ハイラインを美しく保ち続けるためにもご協力よろしくお願いします。

では、ハイラインの歴史がわかったところで初めてハイラインに行かれる方にハイラインを満喫してもらうために高いビルが少ないことでマンハッタンが一望できるミートパッキングエリアから34stに上がる道順で紹介します。

2:ハイラインの行き方

先ほど紹介した通りハイラインは34stからミートパッキングエリアまでを繋ぐ全長2.3kmの巨大な「空中公園」になります。

今日はミートパッキングエリアの入り口からハイラインに行く方法を紹介します。ミートパッキングエリアからハイラインの入り口に入る場合は青色の地下鉄の14stで下車して、徒歩でホイットニー美術館まで歩きます。

ホイットニー美術館とハイラインの入り口は隣接しているのでわかりやすいと思います。

ハイラインはこのミートパッキングエリアをスタートして、34stまでに複数の入り口がありますが、途中からハイラインに登るのではなく、せっかくなのでハイライン全体を楽しむためにもスタートからゴールまで歩くのをおすすめします。

ハイラインに途中からアクセスできるエレベーターや階段もあります

もちろんハイライン全体を歩きたくない人はハイラインと高架下を繋いでいる階段や

エレベーターが以下の場所にありますので、そこから出入りしてください。

・14th Street (エレベーター有)
・16th Street (エレベーター有)
・18th Street
・20th Street
・23rd Street (エレベーター有)
・26th Street
・28th Street
・30th Street (エレベーター有)

ハイラインを楽しみながら歩く方法

ハイラインを楽しみたい人は頑張って2.3kmを歩いてみてください!

もし英語ができる人はハイラインの一番端っこのミートパッキングエリアの入り口と34stの入り口にはインフォメーションカウンターがありますので説明を聞いてから歩くとさらに理解ができるので楽しめます。

もちろん英語ができない人でもハイラインを歩くだけでも普通に楽しいのでご安心ください。

実際にミートパッキングエリアの入り口からハイラインを歩く場合、階段を登ると目の前に全面ガラス張りの高級ホテル「スタンダードホテル」を見ることができます。

このスタンダートホテルは実際に泊まったこともありますが、過去に新聞紙に「外から宿泊者が丸見えだ!」みたいな記事が取り上げられていたりと通り外から中が丸見えです。日本だとあり得ないかもしれないですが、ニューヨークだとこの問題すらもホテルの強みとして使われています。

話をハイラインに戻して、ハイラインは大都会の中にある自然あふれる空中公園と言われており、セントラルパークとはまた違う楽しさが楽しめる観光名所です。

ハイラインには観光客はもちろんですが、地元の学生も社会見学でハイラインに来ていたり、

この日は夏らしい天気なこともあり、ハイラインの道の間に軽食やアイスや飲み物が売ってる出店も多く、友達はクッキーサンドアイスを買って食べていました。

もちろん高架下の近くで買った食べ物をハイラインの休憩スペースで食べることも出来ます。

また夏の時期だと一部の道の脇に水場ができるので、足元を冷やして涼しむことも出来ますので、夏の暑い時期にニューヨークに来る方は休憩がてらハイラインに来るのもおすすめです。

ハイラインのおすすめポイント

今からは実際にハイラインを歩いた自分がハイラインを歩いて思い出に残った5つのおすすめポイントを紹介します。

1:寝ることができる椅子が設置されてる休憩スペース
2:エンパイアステートビルディングが見えるポイント
3:芝生の上でゆっくりできる休憩スペース
4:道路の上にいる錯覚に陥る休憩スペース
5:ハイラインから見えるアート作品

1:寝ることができる椅子が設置されてる休憩スペース

ハイラインの中間あたりに寝ることができる椅子が複数設置されており、このスペースは人気で自分がハイラインに行った際は空いてなかったです。

2:エンパイアステートビルディングが見えるポイント

エンパイアステートビルとロックフェラーセンター徹底比較!女子のハートを掴むのはどっち!?」で紹介したエンパイアステートビルディングもハイラインから見ることが出来ます。

3:芝生の上でゆっくりできる休憩スペース

ハイラインではほとんどの芝生は立ち入り禁止ですが、ハイラインのミッドタウン側に行くと一部のスペースの芝生は入場することが可能で、天気がいい日は多くの人が座って休憩しています。

この日も幼稚園くらいの子供たちが遊びに来てましたが、みんな道路の上にいる感覚が不思議なのかずっとテンションが高かったです。

4:道路の上にいる錯覚に陥る休憩スペース

こちらもハイラインでは人気の休憩スポットの階段式のベンチです!まるで道路の上に座っているような錯覚に陥るこの休憩スペースは毎日多くの方に利用されており、

この日も幼稚園くらいの子供たちが遊びに来てましたが、みんな道路の上にいる感覚が不思議なのかずっとテンションが高かったです。

5:ハイラインから見えるアート作品

ハイラインを歩く上で忘れちゃいけないのがハイラインの両隣にあるアパートなどの壁に書かれたアート作品です。これらは定期的に上書きしながらデザインが変わりますが、どの作品もニューヨークっぽいタッチのデザインが多く、

ハイラインを歩いている時もビルとビルの隙間をよく見るとアート作品が描かれていることもよくあるので気にしながら歩くのも楽しいですよ!たまたま上の写真を撮ろうと思ったら日本食屋さんの壁にラーメンのイラストが書かれていました。

ハイラインのおすすめのお土産

ハイラインを歩いていると所々にハイラインをイメージしたお土産が売られており、ハイラインがデザインされた子供服や

ハイラインがデザインされた塗り絵などを子供が喜びようなものから

ハイラインの脇道に生えている花々をテーマにしたピアスを始めてTシャツなどのアパレルも販売されていますので、ニューヨークのお土産を探している人は是非チェックしてください。

また「ニューヨーク好きの友達に喜ばれるお土産18選」でニューヨークで人気のお土産を紹介していますので、こちらも参考にしてください。

ハイラインに行くならチェルシーマーケットに行こう

このブログでも「チェルシーマーケットがお買い物天国と言われる理由を徹底解析」で紹介したニューヨーカーの食の市場「チェルシーマーケット」からも実はハイラインに簡単にアクセスすることが出来ます。

チェルシーマーケットからハイラインにアクセスする場合は10aveの方の出口から出るとすぐハイラインに登ることができる階段とエレベーターがあります。

チェルシーマーケットの中にはニューヨーク旅行者にオススメのニューヨーカー一押しのお店が数多く出店しており、チェルシーマーケットで購入した食べ物をハイラインで食べるのもおすすめです。また「ブルックリンにあるボリューミーなピザ屋Artichoke Basille's Pizza」で紹介した「Artichoke Basille's Pizza」のミートパッキングエリア店も17stにあるのでオススメです。

今からハイラインに行かれる方へ

夏場は気温が一気に上がり、直射日光を長時間浴びることになるので水分補給と帽子などの日よけ対策をしっかりしましょう。冬は冷たい風が吹き荒れる時がありますので、防寒対策をしっかりしてからハイラインに行きましょう。

春や秋は比較的過ごし易い日が続きますので、個人的にはこの時期にハイラインを歩くと最高に気持ちがいいのでおすすめです!

是非今からハイラインに行かれる方はこの記事を参考にハイライン観光を楽しんでください。

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