現在リヨンでプレイしているMFタンギー・エンドンベレは、欧州複数クラブが目をつける期待の若手だ。リヨンには優れた若手が数多く所属しているが、エンドンベレはその中でも1番人気と言っていいだろう。
ただし、今夏にリヨンを離れる決断を下していた場合は今ほど評価されていたかは分からない。仏『Canal Sport』によれば、エンドンベレは今夏にもマンチェスター・シティから関心が届いていたという。しかしこれを断り、リヨンに残る決断を下した。リヨンで出場機会を掴めているからこそ、今の成長があるのだ。
「僕はリヨンを去ることもできたけど、クラブの意思は固くて退団させようとはしなかった。僕も移籍に気持ちが傾いているとは感じていなかったし、今では正しい判断をしたと思っているよ。多くの試合に出ているし、フランス代表にも呼ばれたからね」
今季スタートの時点ではまだエンドンベレのことを知らなかったという人もいるだろう。しかし今季はチャンピオンズリーグでも爪痕を残し、フランス代表にも召集された。知名度も実力も上がり、ステップアップを果たす時期にきているのかもしれない。来夏最も注目される1人なのは間違いないだろう。
