「インテルは心配しないで」バルサ、消化試合トッテナム戦も勝利にこだわる

トッテナム戦も勝利を目指して戦うことを誓ったバルベルデ監督 photo/Getty Images

11日から12日にかけてチャンピオンズリーグのグループステージ最終節が行われる。すでに決勝トーナメント進出を決めており、同節のトッテナム戦は消化試合となっているバルセロナだが、全力で勝ちに行くようだ。

トッテナム、インテル、PSVの名門クラブが同組となったグループBで、ここまで4勝1分けと無敗をキープ。バルセロナは1試合残して首位通過を決めている。そして残り1枠を勝ち点7で並ぶ2位トッテナムと3位インテルが争うわけだが、最終節の対戦カードはバルセロナ×トッテナム、インテル×PSV。過密日程や今後を考慮し、バルセロナが大幅にメンバーを変更して臨めば、敵地カンプ・ノウではあるもののトッテナムにとってかなり優位な試合展開となる可能性が高い。こういった状況もあり、当該チーム間の成績で劣るインテルの運命は、バルセロナが握っているといっても過言ではない状況だ。

そんな中、伊『TUTTOSPORT』などのインタビューに応じたバルセロナDFジェラール・ピケは「もちろん、僕らはいつも通り勝つためにプレイするつもりだ。これは僕らの歴史が証明しているよ。それに、良い結果が続いている状況で、わざわざそれを断ち切る必要はないからね。特にクリーンシートはこのまま維持したいと思っているよ」と述べた。

また、バルセロナの指揮官を務めるエルネスト・バルベルデ監督も前日会見で、リオネル・メッシの出場について問われると「24時間以内にわかるだろう」と明言を避けつつも「インテルには心配しないでもらいたい。彼らはトッテナム戦のように、自分たちの試合に集中すべきだよ。我々は勝ちたいと思っているし、それに関して疑いの余地はない」とコメントしている。

はたして、トッテナムとインテルのどちらが残り1枚の決勝トーナメント行きのチケットを手にすることとなるのか。注目の試合は日本時間で12日未明の5時にキックオフされる予定となっている。

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