しばらく続く寒さ

強い寒気南下で、12月11日は全国の気温観測所の約半数にあたる427地点で今冬一番の最低気温を記録しました。東日本の太平洋側では、大気の下層に寒気が残っているところに、本州南岸を低気圧が通過しますので、標高の高い所では雪で降り出す見込みです。
千葉市では午前中にみぞれを観測しましたが、平地でも降りはじめは雪が混じる可能性があります。
本州南岸を通過した低気圧は、日本の東海上で発達し、西高東低の冬型の気圧配置となって再び強い寒気が南下してきます。
このように強い寒気は、繰り返しながら南下してきますが、週明けの月曜日には、さらに強い寒気の南下が予想され、寒い日が続きます。

気象予報士・饒村 曜

画像について:12日午前9時の予想天気図。

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