1年で足首を2度手術 “ロベリ”の後継者、3度目で現役引退を覚悟か!?

近年、怪我に悩まされているコマン photo/Getty Images

アリエン・ロッベンやフランク・リベリの後継者と期待されるバイエルン・ミュンヘンのフランス代表FWキングスレイ・コマンが、自身の将来について苦しい胸中を明かした。

2015年夏にバイエルンへ加入した現在22歳のコマン。同クラブの将来を担う存在と期待されているが、これまでたびたび怪我に悩まされてきた。左足首のじん帯を損傷して昨季後半戦を棒に振り、今夏のロシアW杯にも参加することができず。なんとか今季開幕戦には間に合ったものの、その試合で再び同じ箇所を負傷。手術と長きに渡るリハビリを経て、今月1日に行われたブレーメン戦(ブンデスリーガ第13節)で途中出場し、実戦復帰を果たした。なお、コマンはこの1年間に2度の手術を行っている。

そんなコマンが仏『TF1』のインタビューで怪我による苦悩を告白。その際に「僕はもう3度目の手術は受け入れられないだろう。もう十分だ。僕の足がこの人生に適していないのであれば、他の人生を考えるつもりだよ。非常に困難な年だった。初めて負傷したとき、世界の終わりかと思ったよ。乗り越えなければならないことだったが、これらの経験はもうしたくないね」とコメントしており、同じ箇所でもう一度手術を行うような怪我を負った際には現役引退も視野入れているようだ。

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