ついに今週行われるチャンピオンズリーグのグループステージ第6節。決勝トーナメントで戦う全てのチームが決まる日がやってきた。
これまで5試合を消化してきた各クラブの中には、まだ一度も敗北を喫していない者たちもいる。そんな6つのチームを特集した。
リヨン
フランスの王者はパリ・サンジェルマンであり、それに次ぐのがモナコといった数シーズンが続いている。しかし今季チャンピオンズリーグで活躍を見せているのはリヨンだ。
5試合で7ゴールを決めており、グループFで2位につけている。マンチェスター・シティをアウェーで下した試合は、今大会のハイライトの一つだろう。
アヤックス
かつて欧州を席巻したオランダは今「眠れる巨人」となっている。だが、今季のアヤックスは再びそのポテンシャルの片鱗を見せつけている。
信じられないようなレベルを見せており、バイエルンやベンフィカを相手にまだ負けていない。5試合で11得点を決め、3勝2分けという成績だ。
ポルト
今季のチャンピオンズリーグでまだ負けていないチームは少ない。その中で、5試合で4勝しているポルトは印象的な存在だ。すでに決勝トーナメント進出を決めている。
今週は難敵ガラタサライとのアウェイゲームに臨む。トルコでの異様な雰囲気に飲み込まれなければ、おそらくこのまま快進撃を続けていけるだろう。
バイエルン・ミュンヘン
ブンデスリーガでは非常に調子を落としてしまっているバイエルン。ニコ・コヴァチ監督への批判は高まっており、クラブの内紛も囁かれているほどだ。
しかしチャンピオンズリーグではまだ無傷であり、勝点13を獲得している。すでに決勝トーナメントは決定しており、もし優勝すれば今の批判など吹っ飛ぶだろう。
バルセロナ
近年のチャンピオンズリーグにおいて、彼ら以上に印象的なクラブはない。今季もバルベルデ監督が率いるバルセロナは4勝1分けと隙がない。
すでに余裕を持って首位通過、決勝トーナメント進出を決めているため、最後のトッテナム戦ではいろいろなことを試せるだろう。
ナポリ
混戦となっているグループC。最終節の結果次第で3位のリヴァプールの進出の可能性があり、敗れればナポリも転落するかもしれない。
ただ、この厳しいグループでのナポリの健闘は称賛されるべきだ。2勝3分けでまだ負けておらず、第6節は引き分け以上で決勝トーナメントへの切符を手に入れられる。あとはアンフィールドでどこまでやれるか…。