東西南北

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 10月の大統領選で敗れた元サンパウロ州知事、ジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)が10日、サンパウロ州バウルーの医療機関ウニノーヴェで、大統領選後では初となる講演活動を行った。同氏はシュラスコをごちそうされ、学生たちが飼育したバクテリアを受け取るなどの歓迎を受けた。元々が医師だったアウキミン氏は、200人の学生たちを前に、「欝」などの精神医学をテーマに約2時間の講演を行った。ジョアン・ドリア次期知事らにも、「今後しばらくは講演活動に力を入れる」と宣言していたアウキミン氏。大統領落選やPSDBの分裂危機など嫌なことが続き、心のリハビリが必要なのは同氏の方かもしれない。
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 「シクロシダーデ」なる団体がサンパウロ市内の自転車道の調査を行った結果、20%は「危機的な状況」にあり、40%も「メンテナンスが今すぐ必要な状態」だという。さらに、約480キロある市内の自転車道の状況を1点~10点で採点したところ、約5分の1の98キロが、5点にも満たない劣悪さだったという。アスファルトのひび割れなどが問題視されているようだが、市内で危ないのは高架橋だけではなかったか。
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 アラブ諸国連合が、ボウソナロ次期大統領に警告の手紙を送っている。それは同氏が、イスラエルのブラジル大使館を、イスラム教の聖地で、イスラエル建国後はユダヤ教徒やキリスト教徒も聖地と主張するエルサレムに移転させようとしたことへの抗議だ。下議時代は奔放な発言で物議と同時に人気も呼んだ同氏だが、世界が相手のこれからは状況が厳しくなるか。