【MLB】マリナーズ、ディポトGMが菊池雄星に熱烈ラブコール「我々はキクチが好きだ」

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ポスティングによるメジャー挑戦を目指す菊池雄星【写真:荒川祐史】

チーム再建中も「目指す方向性に合っている」

 今オフ活発な動きを見せているマリナーズのジェリー・ディポトGMが11日(日本時間12日)、米ネバダ州ラスベガスで行われているウインターミーティングで記者団の質問に応じ、西武からポスティングされた菊池雄星投手に熱烈ラブコールを送った。

 前日、地元記者に対して菊池獲りを宣言したディポトGMが、今度は日本人メディアの前で高らかに“菊池愛”を宣言した。日本人左腕について質問されると「彼は素晴らしいピッチャー。日本で素晴らしいキャリアを送った。27歳ということもあり、我々が目指す方向性に合っている。是非獲得したいと思っている」と満面の笑みを浮かべながら話した。

 さらに、現在フリーエージェント(FA)市場に残る左腕ダラス・カイケルやJA・ハップを引き合いに出されると、質問が終わらないうちに「我々はキクチが好きだ」と宣言。代理人を務めるスコット・ボラス氏との接触したことについても「もちろん!」と断言した。

 FA選手とは違い、菊池の場合はポスティングされてから30日以内に契約をまとめなければいけない、という期限がある。これについても「しばらくは市場で注目を集めるだろうが、締切が決まっている方がやりやすい」と歓迎の姿勢。米国東部時間の1月2日午後5時(同1月3日午前7時)の期限まで全力で追い求める意気込みを見せた。

 今オフ、マリナーズはすでに捕手マイク・ズニーノをレイズ、左腕ジェームズ・パクストンをヤンキース、ベテラン二塁手ロビンソン・カノ&守護神エドウィン・ディアスをメッツへ送る大型トレードを成立させている。若手有望株を集めて将来的なチームの立て直しを図る目的だが、日本で十分な経験を持つ27歳の菊池が加われば先発ローテの軸としてチームの根幹に据えることができる。

 複数球団が獲得に乗り出す中、マリナーズの熱い思いは日本人左腕の心を射止めることができるだろうか。(佐藤直子 / Naoko Sato)