金太、形鋼用複合加工機を初導入

鉄骨ファブニーズに対応

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 北陸最大手の鉄鋼特約店・金太(本社・石川県金沢市、社長・南志郎氏)はこのほど、旭丘機械基地(加工工場)内に穴あけ切断複合機を初導入し、11月中旬より本稼働を開始した。

 鉄骨需要増と人手不足で鉄骨ファブリケーターの繁忙は極まっており、穴あけ・切断などの一次加工ニーズが増加。特約店がこうした前工程を担うことで、鉄骨ファブが溶接加工などに集中できるようサポートしていく。

 導入したのは「CBF―4020W」(タケダ機械製)。400×200ミリまでのH形鋼をはじめアングル、チャンネル、角パイプを対象に高速・高精度な穴あけ・切断を実現する。

 同社では一次加工はこれまで製造業向けがメインだったが、足元では繁忙状態が続く鉄骨ファブからの加工依頼が増え、外注先探しもますます困難になっていた。

 今回、自社内製化することでより顧客ニーズに応えられる体制を構築。また、自社の鉄骨工事向けへの加工能力アップや、今後増加が見込まれる北陸新幹線敦賀延伸工事の防音壁用支柱向けにも活用するため導入を決めたもの。

 南社長は「早期に軌道に乗せ、将来は月間加工量約100トンを目指す。ニーズがあれば形鋼加工機の増設も検討したい」としている。