<レスリング>【2018年世界選手権・レビュー(27)】男子グレコローマン82kg級/決勝・表彰式・闘いのあと

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(2018年10月25~26日、ハンガリー・ブダペスト / 撮影=保高幸子)


【男子グレコローマン82kg級・優勝】
Bacsi, Peter(ピーター・バッチ=ハンガリー)

 1983年5月15日生まれ、35歳。8歳からレスリングを始める。ジュニア時代は、世界選手権も欧州選手権も好成績を残せなかったが、2007年の初のシニア世界選手権74kg級は7位。翌年の欧州選手権で優勝し、北京オリンピックは5位。その後、2011年欧州選手権2位、2011年世界選手権8位などを経て2012年ロンドン・オリンピックは初戦敗退。階級区分変更で80kg級に照準を定め、2014年に悲願の世界一へ。2016年リオデジャネイロ・オリンピックは75kg級に落として5位。今年、地元の世界選手権で35歳にして2度目の世界一に輝いた。

《1回戦~決勝の成績》
決 勝 ○[4-3]Kus, Emrah(トルコ) 
準決勝 ○[Tフォール、4:30=12-4]Azisbekov, Atabek(キルギス)
3回戦 ○[2-1]Yerezhepov, Maksat(カザフスタン)
2回戦 ○[2-1]Sasunovski, Viktor(ベラルーシ)
1回戦 ○[2-1]Wagner, Michael(オーストリア)


2~3位選手

[2]Kus, Emrah(エムラ・クス=トルコ)
[3]Sasunovski, Viktor(ビクトル・サスノブスキー=ベラルーシ)
[3]Manukyan, Maksim(マクシム・マヌキャン=アルメニア)

【左から】2位=エムラ・クス(トルコ)、優勝=ピーター・バッチ(ハンガリー)、3位=ビクトル・サスノブスキー(ベラルーシ)、マクシム・マヌキャン(アルメニア)

その他の注目選手の闘い

 66kg級時代に世界一があり、昨年75kg級3位だったサエイド・ムラド・アブドバリ(イラン)がこの階級に出場。準決勝まで勝ち抜いたが、エムラ・クス(トルコ)に4-6で敗れて決勝進出を逃した。3位決定戦でもマクシム・マヌキャン(アルメニア)に1-4で敗れた。今年の欧州選手権3位のラフィク・フセイノフ(アゼルバイジャン)は、3回戦でアブドバリに黒星。

 アジア選手権2位のアタベク・アジスベコフ(キルギス)は優勝したピーター・バッチ(ハンガリー)にテクニカルフォール負け。3位決定戦でもビクトル・サスノブスキー(ベラルーシ)に1-5で敗れた。


【男子フリースタイル82kg級・決勝】
Bacsi, Peter(ハンガリー)○[4-3]●Kus, Emrah(トルコ)