クリーニング、専用ロッカーでやりとり スマホと連動 新サービスが人気

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衣類を専用ロッカーに入れる利用者。店舗に立ち寄らずにクリーニングを頼むことができ、会員登録者が増えているという(AiCT提供)

 スマートフォンの専用アプリケーションと専用ロッカーを使った新形態のクリーニングサービスが人気だ。営業時間外の利用者向けに店舗に返却ロッカーを設けるといった取り組みはみられたが、スマホと連動させて店舗に足を運ばなくて済むような24時間型のサービスは全国初という。

 利用者はアプリをダウンロードして会員登録。スーパーの敷地内などに設置した専用ロッカーに衣類を入れ、スマホを使ってクレジット決済する。クリーニングが終わると再びロッカーに衣類が届けられる仕組みで、利用者はアプリ上で集配状況などを確認できる。

 ウェブ制作・開発を手掛けるフロンティアビジョン(熊本市)の渡邉直登社長らが設立したAiCT(アイクト、同市)が「ホワイト急便」をチェーン展開する中園化学(同市)と連携して、1月から本格的に手掛けている。

 AiCTによると、現在、熊本市内を中心に約30カ所に専用ロッカーを設置。11月単月だけで400人超が会員登録した。営業時間内に立ち寄ることが難しい人らが利用。利用者は30~40歳代の男性が目立つという。

 料金は店舗に預けた場合と同一。今後はロッカー数を70~80カ所に増やす予定で、東京など首都圏でも実証実験を続けている。

 同社は9月にこのサービスに関する特許を取得済みで、宅配便の受け取りといった事業への応用も検討中。渡邉社長は「熊本発のビジネスモデルを全国に広げたい」と話している。(山本文子)

(2018年12月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)