インフル流行期入り【大分県】

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 県は12日、インフルエンザが流行期に入ったと発表した。県内で定点調査をしている1医療機関当たりの患者数が1・84人となり、基準値(1人)を超えた。例年並みの早さで、流行入りが早かった昨季より4週遅い。「こまめな手洗いやうがいの励行を心掛けてほしい」と呼び掛けている。

 県健康づくり支援課によると、3~9日の1週間に58医療機関で107人の患者を確認。前週(11月26日~12月2日)の34人に比べ、3倍以上に増えた。検出したウイルスはすべてA型で、流行のピークは1月下旬~2月上旬になる見込み。

 保健所別では西部(1機関当たり6・80人)が最も多く、豊肥(同3・80人)、東部(同2・83人)と続く。大分市は同0・88人だった。今後は気温の低下や空気の乾燥により、県内全域に感染者が増えるとみられる。

 予防や拡大防止には▽定期的に換気し、空気の乾燥に注意する▽十分な休養と栄養を取る▽高齢者や妊婦らは人混みへの外出を避ける▽症状がある場合は周囲にうつさないよう「せきエチケット」を守る―などが有効。

 同課は「注意報が出るレベル(同10人以上)になるのは3~5週間後」とみており、早めの予防接種を促している。